株式会社10(本社:中野区、代表取締役 佐藤 尊紀、以下10INC.)は、自社運営の常設オンライン消費者コミュニティ「toiro cafe」に登録している一都三県在住のZ世代20歳~27歳の男女48名に「「Z世代のペット意識」についての調査を実施しました。
Z世代のペット事情 ペットを飼っているor飼いたいと思う割合は?
「ペットと一緒に暮らしている」人は8%と少数ですが、「現在ペットを飼っていないけれど飼いたいと思っている」人が半数に上ります。
同居問わずペットを飼っている人と飼いたいと思っている人を合わせると、65%(31人)がペットを飼うことに前向きという結果になりました。

飼いたいと思うペットの種類はダントツで「犬」。2位の「猫」と倍の差がついた結果となりました。
飼いたいと思うペットの種類(複数回答)(ペット飼育/飼育意向者ベース:n=36)

ペットを飼う良さとペットと一緒にしたいこと(自由記述)
「ペットを飼う良さ」として“癒し”が多く見られました。お世話や触れ合いを通じて、癒しや元気がもらえたり自身の健康的な生活の一助になることも期待されているようです。

ペットと一緒にしたいことは「自家用車でのドライブ」や「一緒に食事を楽しむ」が多く、家族や友人、恋人と同じような存在感です。
一方で、「公共交通機関」よりも「自家用車」が高いことから、交通手段の制約が意識されている様子もうかがえます。
ペットと一緒にしたいこと(複数回答):Top5(ペットを飼っている/飼いたいと思っている人n=36)

ペットを飼うことの懸念点は?
ペットを飼いたいけれど飼っていない理由(懸念点)として多くみられたのが「ペット可の物件」探しや引っ越し。次いで、飼育費用や毎日のお世話が挙がりました。ペットと暮らす住環境の確保に難しさが感じられています。

次世代ペット?ペットロボットについて “ペットロボット”にどれくらい興味がある?
では、“住環境の調整もお世話も不要!”を実現する「ペットロボット」について。Z世代の70%が興味を示していませんでした。
やはり“生き物”である暖かさや予測不能な動きなど、現在のロボットにはない点がペットに求められているようです。一方で、“ロボットであること”を最大限に活かし、日常生活をサポートしてくれる機能搭載を期待する声もみられました。



Z世代の多くがペットを飼って癒しと元気をもらいたいと感じているものの、住環境や費用、お世話への懸念から踏み出せない、だけどペットロボットはちょっと違う・・・。
理想のペットライフはいくつもハードルがあり、実現が難しいと感じながらも、リアルなペット≒癒しの存在を求めるZ世代のキモチを垣間見ることができました。
【調査概要】
実査機関:自主調査(10INC.)
調査手法:オンラインコミュニティ調査(MROC)
対象地域:一都三県
調査期間:2024年9月18日(水) ~ 2024年9月24日(火)
調査対象者: 20歳~27歳のZ世代・48人(男性23人:女性25人)
※本調査結果を転載される場合は、
「10Inc調べ- https://10inc.co.jp/」と併記をお願いします。
調査結果をより深掘りしたリサーチャーの考察は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
▶https://note.com/10inc_toiro/n/n5f930eeb83ce?sub_rt=share_pw